- 2011.02.24 Thursday
- 21:07
先日、ペットに関する講習会に行きました。
“災害発生!そのときあなたとペットは?"と題した
「平成22年度 適正飼養講習会」という講習会です。
※適正飼養(てきせいしよう):ペットを正しく飼うこと
「ママ、講習会で勉強ちてきましたよ」
東京都の主催で毎年この時期に無料で開催されているそうで
今年の参加者は約180人、これは例年より多いそうです。
お役立ち資料もいろいろいただきました。
防災についてのもの
ワンちゃんとの暮らしについてのもの
参加者は主に以下の人達でした。
■開業獣医師
■動物愛護推進員
■東京都の区市町村の狂犬病予防・動物愛護管理業務担当者
■東京都の区市町村の防災事務担当者
■ペットを飼っている一般都民(←私はここです)
プログラムはなかなか盛りだくさんでした。
3人の方のお話とその方達への質問タイムがあり
話をする方も聞く方もとても熱心な講習会でした。
お話してくれたのは
東京都の職員の方、獣医さん、看護士さんでした。
順番に内容を紹介したいと思います。
■1つ目のお話
「東京都における災害時の動物救護対策の現況について」
東京都福祉保険局の方のお話
そもそも「災害対策基本法」にも「動物愛護法」にも
災害時の動物救護の規程はないそうです。
しかしながら平成21年度の東京都の犬の登録頭数は約49万頭
これだけ数が多いとペットのことを考えなくてはならない
無視できない大きな問題になりつつあります。
東京都の場合、法律の規定はありませんが
災害時には「緊急災害時動物救援本部」が置かれ
政府や東京都獣医師会などと連携し
被災動物を保護する体制がととのっているそうです。
実際この体制が機能し、平成12年の三宅島噴火の時には
多くの被災動物が動物保護施設(シェルター)に非難し
最終的には元気に飼い主さんのもとに帰れたそうです。
災害が起きた時、どんな対策がされるのかは
各自治体の「地域防災計画」にもとづくそうです。
私も東京都の場合を今回初めて知りました。
みなさんがお住まいの地域についてはどうでしょうか?
自治体の広報やHPを一度見てみるのもいいのではと思います。
■2つ目のお話
「災害時における東京都獣医師会の役割」
現役の獣医さんのお話
獣医師さん達は基本的に「同行非難」を前提としているそうです。
このことは私はとても嬉しかったです。
もし災害が起きたら獣医師会の先生達は
どんなサポートをしてくれるのか?
三宅島噴火の時の例で具体的に話してくれました。
動物保護施設(シェルター)の訪問やそこでの診療
シェルターに入るまで自分の病院で預かったり
被災動物を助けたいという先生達の思いに感激しました。
■3つ目のお話
「過去の事例から見た動物愛護ボランティアの活動について」
日本動物愛護協会の現役の動物看護士さんのお話
三宅島噴火と新潟中越大震災のボランティアとして
実際に経験されたお話が中心でとても興味深くためになりました。
特に印象に残った話がいくつかありました。
災害は全てがレアケースであって
ボランティアができることも災害によって違うこと。
知識を持っている獣医師、看護士、トレーナー、トリマーなど
専門ボランティアと一般ボランティアが役割分担して
連携することが大事だということ(専門ボランティアに従う)
動物のお世話だけがボランティアではなく
ペットフードの配布場所などの情報を口コミしたり
動物が苦手な人もいるので避難場所で飼い主さんに
ルールやマナーをお願いしたりすることも
立派なボランティアだということ。
3人の方達はそれぞれ立場も所属している組織も違います。
でも共通してお話していたことは、もし災害が起きた場合
各自治体や獣医師会、動物愛護協会などの組織は
できる限りのサポートをするし、そのための体制もできているが
それがスムーズに機能してサポートを受けるためには
飼い主さんの協力が一番大事だということでした。
?日頃から正しくペットを飼うこと(適正飼養)
しつけ・社会性・ワクチンなど病気の予防・迷子札など
?いざという時のグッズの準備
ドッグフード・水・持病薬・新聞紙・トイレシーツ・健康手帳など
?と?がそろえば、同行非難できる可能性が高く
離れ離れにならずにペットを守ってあげられるということでした。
?も?も日頃から準備できるのは飼い主さんだけです。
わが子にはいつも安心して過ごしてほしいですよね。
何もない時に災害時のことまで考えるのは難しいですが
折りしもニュージーランドで大変な地震が起きたばかり。
いつ災害が起きるかは誰にもわかりませんよね。
この講習会をきっかけに私も何もない時にこそ
ゆっくりじっくりいざという時の準備をしようと思いました。
これから先も何もないことが一番ですが、もし何かあっても
かわいいわが子を守ってあげたいですものね
今日の記事は少しかたいお話になりました。
長々とした文章におつきあいありがとうございました。
リブとミルと一緒に「成田ゆめ牧場」に行きました。
家から約90km、久しぶりの遠出です。
リブは昨年の春にも行ったことがありますが
ミルはもちろん初めてです。
下の3つの記事はリブが昨年ゆめ牧場に行った時の記事です。
■「成田ゆめ牧場にて?」
大きな牛さんやはじめましてのヤギさんにもへっちゃらでした。
http://pet.benesse.ne.jp/web/237/archive/54/0
■「成田ゆめ牧場にて?」
トロッコ列車やトラクターに乗りました。
http://pet.benesse.ne.jp/web/237/archive/55/0
■「成田ゆめ牧場にて?」
広いドッグランでお友達と遊びました。
http://pet.benesse.ne.jp/web/237/archive/57/0
ミルは牛さんやヤギさんにどんな反応をするのかな?
トロッコやトラクターも平気かな?ドッグランでいっぱい走るかな?
そして、リブはお姉ちゃんらしくリードしてくれるかな?
牧場に着く前から楽しみでした(*^_^*)
春の訪れが感じられる休日
ゆめ牧場は大勢の家族連れでにぎわっていました。
ワンちゃんもたくさん来ていました。
リブとミルはふたり一緒に
動物さん達にごあいさつしたり
(ふたごのヤギの赤ちゃん、生後1カ月でした)
トロッコやトラクターに乗ったり
広いドッグランを満喫しました(^^)/
お友達とも上手に遊べたね。
リブは相変わらずマイペースです(^_^;)
家の中では激しいケンカもするリブとミルですが
外に出ると不思議なことにとても仲良しです
ミルは家ではリブのおもちゃを横取りしたり
何かにつけてリブにちょっかいを出したり
いつもその結果リブが怒ってケンカに発展します。
でも外ではさすがのミルもそのような態度はせず
リブの横に寄り添うように、時には少し下がって
いつもリブにくっついています。
ミルは家の中ではこわいもの知らずですが
外の世界はまだまだ知らないことがいっぱい
だからリブを頼りにしているのだと思います。
「ワンパクミーちゃんでも外は怖いんだね(笑)」
仲良しなふたりの姿に私も思わず笑顔になります。
「リブちゃんがいるからへいちだもん」
「ミーちゃんいつも家ではケンカ売ってくるでしょ!?」
春の気配が感じられるのどかな牧場を散歩しながら
ふたりでそんな会話をしていたのかもしれません(*^_^*)
- 2011.02.02 Wednesday
- 21:15
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